そのあと、高嶺の『コンビニ寄っていい?』という提案で、あたしたちは駅前のコンビニに入った。
「なに買うの?」
「んー…決めてない」
なんだそれ。
と思いながらも、高嶺のうしろをついて歩く。
カップ麺のコーナーから、お菓子のコーナー…そして、スイーツコーナーへ。
あたしの目に留まったのは、柔らかい生地で包まれた生チョコクレープ。
おいしそう…と眺めていたら、そこに手が伸びてきた。
見上げると高嶺がそれを手に取って、また次手に取るものを探している様子だった。
あたしも食べたいなぁ、それ。
その次に高嶺が持ったのはフィナンシェ。
そして、ピーチティ。
女子力高くない?
もう満足したのかレジに向かう高嶺。
店員さんは若い女の子。
たぶん、同世代くらい。
高嶺を見るなり顔を赤らめて、明らかに一目惚れした表情。
うわぁ…コイツ、モテすぎでしょ。



