【学校ついた】
というメールが高嶺から飛んできたのは、五時間目がはじまってからのことだった。
いや、今更来る意味…。
登校時間ずらすとかいう次元じゃないけど…と思いながら、怒っているウサギのスタンプを送信。
六時間目は教室に来るかな? と待ってみたけど、現れる気配すらなく…。
放課後になって、「結局柊木くんに渡せなかったぁ~」という女子たちの声を聞きながら、【どこにいんの?】とメールを送って見るも、既読にすらならない。
そもそもまだ学校にいるのかどうかすら…。
いるとしたら、まぁ…保健室とか?
最後にそこだけ寄ってみて、いなかったらそのまま帰ろ…。
はぁ、あたし一応彼女…なはずなんだけどなぁ?
スクバを持って教室を出る。
一直線で一階の保健室へ。
恐る恐るドアを開けて中を覗く。
…先生、いないな。
一旦席を外してるとかだろうか。



