…それからしばらく。
お風呂の時間がやってきたわけだけど。
先に入れ、入らない、の押し問答の末、高嶺を先に入らせることに成功した。
その間に少しでも課題を終わらせて、あとはわからない問題が二問くらい残ってるだけ。
高嶺、まだかなぁ…なんて、オレンジジュースを飲みながらのんきに待っていると。
──ガチャ
部屋のドアが開いて高嶺が顔を見せた。
目と目があった瞬間から、鼓動が速度をはやめて、胸が痛い。
…お風呂上がりの高嶺、予想外。
色気ありすぎだし、本当に同い年? ってくらい…。
まだ濡れた髪が、あたしの欲望を掻き立てる。
…高嶺、それはずるいんじゃない?
「マジで俺が先でよかったの?」
「あ、うん…」
あたしの横に腰を下ろした高嶺。
すかさずドライヤーをコンセントにさしたあたし。
…意識してもらうためなら、なんだってやる!
「あたしが乾かしてあげるっ」
いくらなんでも、彼女に髪触られてたらドキドキしない?
…意識、しない…?



