イルミ広場についたときにはもうすっかり暗くなっていて、青とか白とかの光がまぶしくあたしを照らす。
そして。
どこを見ても、カップル…カップル…カップル。
あー、来なければよかったかも。
なんで、外行くって言って馬鹿正直にイルミ広場なんか来ちゃったんだろう。
適当にカフェ入って時間つぶして帰ればよかった。
はぁ…。
高校二年生にもなって彼氏のひとりもいないなんて。
…ていうか。
どうしてあたし、高嶺と付き合ってないんだろう。
よく考えてみてよ?
高嶺は…たぶんまだあたしのことを好き。
あたしも…この前、高嶺のことを好きだって気づいた。
これっていわゆる、両想い…だよね?
…あれ?
もしかしてあたしたち、今めちゃくちゃ無意味な時間すごしてる?
いや…いやいや。
だってさ。
もし付き合うとしても…。
今は高嶺があたしの返事待ちをしてるわけだから、あたしから『付き合ってください』って言わなきゃいけないわけでしょ?



