「ひゃぅ……っ」
代わりに、首筋舐めるね。
かわいー声。俺だけに聞かせて。
「ちょっ、…と……!」
必死で押し返そうとしてるけど。
全然力入ってない。
…満更でもなさそうだね?
「あ、汗かいてるからっ……」
「…おいしいよ」
やっと顔をあげた俺の目を見つめて、この鈍感な俺が好きな子は。
「っ……変態っ…」
そんな涙目で可愛い顔して言われても、効かない。誘ってるとしか思えないよ?
「俺がどんだけ楓夕のこと好きか分かった?」
「…う、疑ってないよ……」
だよね。知ってる。
最初の頃より、俺からの愛をまともに受け取ってくれるようになった。
「もう、これ以上はダメ……だからね」
「うん」
一瞬、楓夕の上からどこうとして。
──ちゅ
最後に、俺へのご褒美ちょーだい。
ほっぺにしといてあげたんだから、感謝してね?
「〜〜っ」
声にならない音を発している楓夕を置き去りにして、俺は机の前に座る。
さ、課題課題。
楓夕ちゃん、休憩おわりだよ。



