【完】イケメン同級生に毎日告白された結果。







到着したのはカラオケ。
最近いろんなことが重なりすぎて、『歌ってストレス発散したら?』という咲花の提案により連れてこられた。





カラオケなんか来るの久しぶりだなぁ。
中学生以来? それも、一年生とか二年生とか。





「あたし先歌っていい?」


「いいよ」





あたしのストレス発散のためだったのに、咲花が先に歌うんだね…。
と、相変わらずマイペースな親友兼幼馴染に苦笑いをこぼす。




こんなのは慣れた。
それよりも…。





『柊木くんが見たら悩殺なのにな~』





さっきの咲花の言葉が頭の中でリピート再生。




悩殺……悩殺…のう、さつ…?




あぁ、もうダメ。
”悩殺”という言葉がゲシュタルト崩壊。




白いTシャツに黒いショートパンツ。
首元にはシルバーネックレス。



…こんなラフなのに、悩殺?





『今日の楓夕、可愛すぎて目のやり場に困るんですけど』





この前お兄ちゃんのプレゼント選びに付き合ってもらった日のことを思い出してた。




…あの日も確か、このくらいラフだったような。




高嶺って、もしかして…。
こういうのが、好み?