ニコニコ許してくれた、中野さんに感謝。
戸惑う楓夕をよそに、俺はスマホを掲げてツーショ。
…上目遣いの楓夕、マジ可愛い。
家宝にしよう、決めた。
これ、牽制ね。
誰も楓夕に手出さないで。
俺はさっきの男どもに睨みをきかせる。
ぎょっ…とした表情をして、そっぽ向いてしまった。
お前らごときが楓夕を狙おうなんて、100年早い。
「もう…急になに? 髪乱れてなかった? あたし…」
「大丈夫。楓夕はなんでもかわいい」
「…高嶺に聞いたのが間違いだった」
そういいながら顔赤いの、バレバレ。
俺は男に牽制もできて、かわいい楓夕も見れて、大満足。
「はい、ホテルに荷物置きに行くぞー」
先生の声で歩き出す俺たち。
もちろん、楓夕の隣はキープ。超キープ。



