【完】イケメン同級生に毎日告白された結果。






オムライスを食べ終わると、あたしたちはなんとなくモール内をぶらぶらすることに。




毎回思うけど、いろんなお店が入っててプレゼント選びには最適だよね。





「楓夕のお兄さんってどんな人なの?」


「え? うーん…」





突然、隣を歩く高嶺に質問されて、すこし悩む。
お兄ちゃんは生まれた時から一緒にいたから、客観的に見たことなかったな。





「あたしとは似てないよ、少なくとも」


「そうなん?」


「なんかね、見た目はチャラい。でもふたを開けてみればゲーマー。ゲームオタク」


「へぇ…確かに楓夕とは似てないね」





あたしが月ならお兄ちゃんは太陽。
小さい時から、あたしは内向的でお兄ちゃんは外向的だったから。




でも別にあたしは、それで兄弟のバランスが取れてたと思うし、コンプレックスとかは感じたことなかったかも。





「会ってみたいなぁ。いつかは会うんだけど」


「…え?」


「だって挨拶とか行かなきゃじゃん?」


「っ……つ、付き合う前提なのやめて」


「いや? 結婚する前提だけど」





けっ……。
いろいろ飛ばしすぎでしょ。
まずは付き合うことを目標にしなさいよ。




…って、あたしがこんなこと言うのも変だけど。