私は「学問に集中し、国内大学への進学を目指す」という観点で上級学校を比較し「東京家政大学附属女子高等学校(以下東京家政)」を選んだ。
 この学校は、女子校である。もしこの学校が共学だったとしたら、異性の反応を気にしてしまい学業に全力で取り組むことができないと考える。〈なぜ気にするのか〉しかし、女子校では男子の言動や行動を気にする必要がないため、心からリラックスできる。この安心感が、学習に集中するための良い環境を生み出すと考える。また、男子の存在が女子同士の関係に、時折悪い影響を及ぼすこともある。つまり、女子校ではそのような心配が不要で、本当に自分を理解してくれる友人関係が築きやすくなると考えた。
 この学校の他に、同じ都内の女子校で大学付属の高校として「文京学院大学女子高等学校」がある。この学校は、東京家政と同じくらいの生徒数で都心にありながらも広くゆったりとした空間で勉強できるという。しかし、この学校の良さは実践的な英語教育や留学生の受け入れなどのグローバル教育プログラムにある。国内大学への進学を目指すという点では、「東京家政」のほうが優れていると考える。〈実際に、どのような取り組みをしているのか〉
 もう一度学校の特色等に着目して全ての学校を比較すると、やはり「東京家政」は他の学校よりも集中できる環境が整っていて大学進学を目指せると思う。よって、「東京家政大学附属高等学校」が最も学問に集中し、国内大学への進学を目指せると言えよう。