テーマ『朝、教室に入ってきたときに挨拶をするべきである』

私は論説の型を「双括型」にしました。

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 私は朝、教室に入ってきたときに挨拶をすべきであるという意見がある。私はこの主張に賛成である。挨拶をするべきだと考える。
 なぜなら、挨拶をするべきでクラス全体の士気が上がると考えるからだ。クラスメイトの半分は朝の挨拶を行っていないように見られる。確かに、朝の挨拶は形式に過ぎず特別な感情も無い。そうした毎朝の繰り返しに何の意味があるのかという人の気持ちは理解できる。だが、その一方で、挨拶をするとき、人は無意識のうちに笑顔を作る。挨拶をすると、自然と笑顔が増える。そんな形式的な挨拶でも、笑顔が増え、気持ちも自然と上を向き、クラス全体の士気が向上すると考えた。だから私達は、朝の挨拶をすべきである。
 実際に、静岡県磐田市役所は2009年から朝の挨拶運動を実施したところ、市役所全体の雰囲気が明るくなり、職員のモチベーションが向上し、市民から寄せられる苦情が減る、クレームが発生しても肥大化しなくなるなどの効果があがったという実例もある。
 また、2001年、赤字に陥った無印良品の社長であった松井忠三さんは、「問題は社内、社風を変えないといけません」と主張し、「社風を変える」施策の一環として「挨拶運動」を行った。挨拶運動は少しずつ効果を発揮し、取引先の人が社内に来た時など、社員たちは自発的に挨拶をするようになり、その後、黒字に戻ったという事例もある。
 このような事例から、挨拶をすることで自然と笑顔が増え、クラス全体の士気が上がると考えた。だから私は朝、教室に入ってきたときに挨拶をすべきであるという意見に賛成だ。
 (658字)

論説文を書く上で大切なこと
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 論説文を書くときには、具体的な例を示して書いたり、複数の資料を関連付けて書き、自分の立場をはっきりと示し、それの根拠になる事実と理由付けをわかりやすく示すことが大切だということを学びました。自分と異なる立場の意見を説得できるように構成を工夫することも大切です。さらに反論への対応の表現や、具体化、抽象化の書き方なども学びました。そして、論説文の書き方で重要な頭括型、尾括型、双括型や序論本論結論の三段構成を意識すること、三角ロジックの使用などについて学びました。
 私はこのように色々なことを学んだ中で、主張を支える根拠を明確にし、予想される反論や反論への対応、三段落構成を基本とし、頭括型、尾括型、双括型に沿って書いていくことが大切だと考えます。
 なぜなら、この書き方さえ理解していれば相手に伝わり、更に説得力のある論説文がかけると考えたからです。この方法で書くと、主張、予想される反論、反論への対応、事実、理由づけ、そして主張となります。こうすることで、相手に伝わりやすく且つ説得力のある文章がかけると考えます。
 そのため、私は主張を支える根拠を明確にし、予想される反論や反論への対応、三段落構成を基本とし、頭括型、尾括型、双括型に沿って書いていくことが大切だと考えます。