嘘つき運命ごっこ

後になればなるほど、きっと言えなくなる。

覚悟を決めて、すうっと空気を吸い込む。


まっすぐ見据えた先にあった顔はどこか悲しそうで、息を飲みこんでしまった。


どうして、そんな顔をしてるの?


「瑞貴……」

「俺、芙結が話したいこと、分かるよ」

「え?」


ドキッと胸が大きく跳ねる。

告白を、見破られていた……!?