嘘つき運命ごっこ

リサが目を見開く。

何かを言おうとしたのか、唇を薄く開いたけど、すぐに閉じるのが見えた。


驚いている。無理もない。

でも、もう隠さないって決めたから。


「赤い……糸?それって、えーと、愛とか恋とか、そういう人たちを繋ぐ糸……?」


動揺しながらも、リサは的確に指摘してくる。

ドキドキと、速くうるさい自分の心音を聞きながら、うなずいた。


「私には、それが見えるの。信じてもらえないかもしれないけど」