嘘つき運命ごっこ

フラッと足がもつれて、転びそうになったところを、寸ででリサに支えられた。


「大丈夫?芙結ちゃん」

「ごめん、リサ、私……」

「顔、真っ青だよ?」


指摘をされ、頬に右手を触れさせるけど、自分の顔色は見えない。


赤い糸がほどけた。

ううん、それだけじゃなくて、……消えた?

まるで、元から無かったもののように。

どうして?

赤い糸は、運命を繋ぐんじゃないの?

若菜たちの運命は……。