嘘つき運命ごっこ

「だよね。可愛いし、きっと気に入ってくれるよね」

「てか、あんたがふたりのことを好きなのは誰がどう見ても伝わってるから、そんな子が選んだ物なら、絶対嬉しいだろうから」


……危ない。
プレゼントを、落としそうになった。

そんなふうに思ってくれていたんだ。


雷がすごかった夜に、「本当はパパにはママ以外好きにならないで欲しかった」と泣きついてしまったことがあるくらいなのに。


そっか、そう見えるんだ。

そっか……。


ゆるんだ口元を、手で隠す。

今日は、とてもいい日になりそう。