嘘つき運命ごっこ

ますます顔が熱くなる私を、学さんは手を引いていく。

やっぱり少し歩くのが速くて、私は駆け足気味。

ちゃんと前に踏み出す自分の足元は見えているのに、なんだかふわふわして感覚がない。


そっか、これデートなんだ。

まさか、学さんの口からそんなことを聞けるなんて。


やっぱり、何か違う。

出会った頃とは、全然。