嘘つき運命ごっこ



学さんと並んで街を歩いていると、時間が経つにつれて、どんどん人通りが多くなってきた。


「やっぱり、休日は人が多いですね」


そう声をかけながら、学さんの後をついていくので必死。

家を出た時から思ってたけど、歩くの速いなあ。

脚の長さが全然違うから、仕方ないんだけど。

それを考えると、瑞貴は私と同じくらいの歩幅だから、学校に行く時も置いていかれることはない。

雑談をする余裕もあるし。


今日は、ちょっと見栄を張ってヒール付きのパンプスを選んでしまったという一因もあるのだけど。