嘘つき運命ごっこ

「それより芙結、もしかして最近、学校来てなかった?捜してもいなかったから」

「そっか、若菜はクラス違うから、知らなかったよね。おじいちゃんが亡くなったから、それで休んでたんだ」

「あ、そうだったんだ。大変だったね……」


というか、今、私のことを「捜した」って言った?

若菜が私に用があるといえば、杉尾先輩と、その彼女の美奈実先輩のこと……?


私がいなかった三日間で、何かあったのかな。


若菜が、私の隣にいる瑞貴を気にするようにチラッと見る。

それを即座に感じ取ったのか、瑞貴はニコッと笑った。


「芙結、俺先に行ってるね」