直子さんが用意してくれた朝食を半分ほどまで食べ進めた頃、同じタイミングで食べ始めた学さんはすっかり完食をして、席を立ってしまった。
「ごちそうさま」
シンクに食器を置き、すぐに通学用のかばんを手に持つ姿を見て、慌てて水を飲んだ。
行儀悪くフォークを置くと、ガチャンッと金属音が響いて、その音にパパが顔を上げたけど、そんなことには構いもせず、すでに玄関まで歩いて行った学さんを追いかけた。
「ま、学さん!」
「?」
靴を履いて、一歩踏み出そうとする後ろ姿に声をかけると、不思議そうな顔が振り返った。
よかった……。
息を整えて、すうっと息を吸い込む。
「いってらっしゃい。間に合ってよかった」
「ごちそうさま」
シンクに食器を置き、すぐに通学用のかばんを手に持つ姿を見て、慌てて水を飲んだ。
行儀悪くフォークを置くと、ガチャンッと金属音が響いて、その音にパパが顔を上げたけど、そんなことには構いもせず、すでに玄関まで歩いて行った学さんを追いかけた。
「ま、学さん!」
「?」
靴を履いて、一歩踏み出そうとする後ろ姿に声をかけると、不思議そうな顔が振り返った。
よかった……。
息を整えて、すうっと息を吸い込む。
「いってらっしゃい。間に合ってよかった」



