「うそっ。しずく、体育祭出るの!?」
わたしの報告に、クラスの友だちはみんなびっくり。
「う、うん。応援くらいだけど。ダメかな?」
迷惑だった? いやな顔されちゃうかな……。
ところが、返ってきた反応は。
「よかったー。しずくも参加できるんだ」
「ホッとしたよ。しずくだけ仲間はずれなんて、納得いかないもん!」
あれ……? みんな喜んでくれてる?
「わたし、ジャマになったりしない?」
まだ自信のないわたしに、
「とんでもない! みんなで参加したほうが楽しいに決まってんじゃん」
「そーだよ。それにもし、しずくをジャマに思うようなヤツがいたら、あたしたち体育祭ボイコットするから」
友だちはキッパリとそう言った。
「ありがとう……」
うれしい。
話す前は、ネガティブな反応しか返ってこないと決めつけてた。
でも、壁を作ってたのはわたしのほうだったみたい。
「一歩ふみ出す前から、悪い結果になるなんて考えるな」
ほんとうに、白鴎先輩の言うとおりだ。
勇気を出してきちんと自分の気持ちを伝えれば、新しい扉が開くこともあるんだね。
わたしの報告に、クラスの友だちはみんなびっくり。
「う、うん。応援くらいだけど。ダメかな?」
迷惑だった? いやな顔されちゃうかな……。
ところが、返ってきた反応は。
「よかったー。しずくも参加できるんだ」
「ホッとしたよ。しずくだけ仲間はずれなんて、納得いかないもん!」
あれ……? みんな喜んでくれてる?
「わたし、ジャマになったりしない?」
まだ自信のないわたしに、
「とんでもない! みんなで参加したほうが楽しいに決まってんじゃん」
「そーだよ。それにもし、しずくをジャマに思うようなヤツがいたら、あたしたち体育祭ボイコットするから」
友だちはキッパリとそう言った。
「ありがとう……」
うれしい。
話す前は、ネガティブな反応しか返ってこないと決めつけてた。
でも、壁を作ってたのはわたしのほうだったみたい。
「一歩ふみ出す前から、悪い結果になるなんて考えるな」
ほんとうに、白鴎先輩の言うとおりだ。
勇気を出してきちんと自分の気持ちを伝えれば、新しい扉が開くこともあるんだね。