ふたりの道が重なるまで






あぁ。目の前が霞みすぎてもう何も見えないや…




『ほらね。私の勘って当たるんだよ』








ただでさえ真っ暗なこの漆黒の世界がブラックホールとなり、私の生きる力も光をも吸い込む。







『なんで私生きてんだろ。ばっかみたい。』








その後のことはよく覚えていない。









気がついた時にはネオンが光り輝く街の一角にあるビルの屋上まで来ていた。