いつか永遠の眠りにつく日まで

「リーリア。」

「はい。」



崩れる城の中、私たちはただ抱き合っていた。



「愛してる。」



みるみるうちに、頬が熱を帯びていく。



「泣いたり赤くなったり忙しいな。」

「…レオ様のせいです。」



嬉しそうに笑うと、レオ様は私の頬にキスをした。

(あぁ、本当はこんな風に笑う方なんだ。)


この後に及んで、そんな発見をする。



「…私も、愛しています。」



見つめ合って、笑い合って。

そして、抱き締め合ってキスをして。


そんなことがすごく幸せで、贅沢なことのように感じる。



私たちには、幸せな未来はないけれど。

今が幸せで、幸せで、幸せで。


あなたの笑顔をこうして側で見ることが出来て。


こうして愛を囁かれ、そして囁くことが出来る。



なんて、幸せなんだろう。





あの日願ったように、許される限り……永遠の眠りにつく今この瞬間まで、こうして側に居られた。





だから、今の私は誰がなんと言おうと、幸せすぎるくらい、幸せなのだ。