いの一番に逃げて安全確保して遠目から阿鼻叫喚をながめていたリリア嬢が走って来て、女生徒の介抱に回った。 教師も正気を取り戻し、男子生徒を保護し始める。混乱がおさまり始めると、生徒たちは今見たものを話しあった。 事態を収拾したアンへの評価に、すごいと、怖いが入り混じった。 「あんなキモチワルイものを一発で殺すなんて」 「アン嬢はすごいですね、リリア様……」 「あんなのは異常だわ。魔王じゃないかしら」