アンの問いにミカエルの顔がみるみる緩み、碧眼が細くなる。 ミカエルの男らしい手がアンの右頬を優しく撫でてから、自然に右頬にキスを落とす。以前からの挨拶ではあるが、立派な男の身体になってもこれをやられるとアンの下腹はゾクゾクした。 「治したら、すぐ俺の婚約者にする」 「嫌だって言ったら?」 「俺がそんなこと認めるわけないだろ」 ミカエルの喜びに満ちた顔があまりに近くて、アンはさっと顔を逸らす。 「ああ、やばい緊張する」