今ドキの悪役令嬢は婚約破棄どころか、婚約しません!─せっかく傷物令嬢になったのに、顔が天才な俺様王太子が絶対、私を諦めない!─



「は、はい、何でしょうかミカエル様」

「アンにかかった呪いの解き方を教えろ。アンは美しいブロンドの髪に赤いドレスを着てる女だ」


ジェイドに持たせていた魔王収納瓶にミカエルが命令する。


ミカエルにアンの姿は見えていないはずなのに、ミカエルはアンのドレスの色をピタリと当てた。ミカエルはアンがミカエルの贈ったドレスを着ていると信じて疑わなかった。


ジェイドが使い魔王に、きちんとアンの所在を教えると魔王は口を開いた。


きちんと仕事をしないと殺されると圧死しそうな魔力圧で毎秒脅されていた。


「見えなくなる呪いは簡易なので聖魔法で解除可能です。もう一つの頬の時間を止めている厄介な方は……」


魔王はボソボソとミカエルに、呪い魔法の解除方法を回答した。


「フッアッハハハハ!」

(こっわ、こっわ笑い方こっわ!今のうちに)