忘れられないよ君は―初恋だけでは終われない―

 スマホが鳴った。

 群司からだった。

『受かった』

「……!」

 亜美はすぐに返信する。

『私も!』

 既読。

 すぐに返ってきた。

『まじ?』

『ほんと』

『同じ学科?』

『そうだよ』

 少しして。

『大学でも一緒だな』

「…………」

 亜美は思わず笑った。

『うん!』

 群司も受かった。

 春からも友達がいる。

 そのことが、素直に嬉しかった。