忘れられないよ君は―初恋だけでは終われない―

 十一月。

 三者面談。

 第一志望は誠星大学。

 学科も変わらない。

 併願校も決まった。

「このまま誠星を第一志望でいくんだな?」

「はい」

 担任の問いに、亜美は迷わず答えた。

 春には、まだ少しだけ夢みたいだった。

 幸也を追いかけて、同じ大学へ行く。

 そんな未来が、今は受験する大学の名前になっている。

 憧れているだけではいられない。

 本当に、受けるんだ。