「……任せて下さい。どんな判断をするにしろ、争いの無い世の中を引き継いでいこうという父上たちの意思は、私がこの先も伝えていきます。何があろうと、この国の皆と共に歩んでいきますから」
「そう願う」
「立派になったわね、クリス」
殿下の両肩を、陛下と涙ぐんだ王妃の手が包む。
照れくさそうにはにかむ殿下の姿を目に留めながら、私もこの先彼の隣に立ち、出来る限り支えることを胸に誓った。
◇
その数時間後――。
「いやあ、よく育ったもんさね」
「こらプリシラ、我輩ですら手伝っているのに一人で休むな!」
「いいじゃないか、あたしは腰痛めてんだから。こういうのは若いもんの仕事なんだよ。それに別に人手は足りてるつったのにわざわざ自分から志願してきたお前さんに言われる筋合いはないねぇ」
「そう願う」
「立派になったわね、クリス」
殿下の両肩を、陛下と涙ぐんだ王妃の手が包む。
照れくさそうにはにかむ殿下の姿を目に留めながら、私もこの先彼の隣に立ち、出来る限り支えることを胸に誓った。
◇
その数時間後――。
「いやあ、よく育ったもんさね」
「こらプリシラ、我輩ですら手伝っているのに一人で休むな!」
「いいじゃないか、あたしは腰痛めてんだから。こういうのは若いもんの仕事なんだよ。それに別に人手は足りてるつったのにわざわざ自分から志願してきたお前さんに言われる筋合いはないねぇ」



