殿下と私はお互い瞳を尖らせ、ヘンな言い争いをする。
でもこれに関しては譲れない。私の方が、きっと何倍も殿下のことを好きなのだから。
「「……ぷっ」」
しばらくすると、自然と互いの表情が崩れた。
「ふふふふ……」
「くっくっく……じゃあ、お互い同時に好きになったっていう事にしておこうか」
「それがいいです」
私は殿下の言葉に頷くと、そろそろっと身体を離す。
ノックの音がしたからだ。声を掛けると、おなじみの二人の侍女が入ってくる。
「おはようございます、殿下、エルシア様」
「あら、もしや……お邪魔でしたかしら?」
「これメイア! いらないことを言わない!」
でもこれに関しては譲れない。私の方が、きっと何倍も殿下のことを好きなのだから。
「「……ぷっ」」
しばらくすると、自然と互いの表情が崩れた。
「ふふふふ……」
「くっくっく……じゃあ、お互い同時に好きになったっていう事にしておこうか」
「それがいいです」
私は殿下の言葉に頷くと、そろそろっと身体を離す。
ノックの音がしたからだ。声を掛けると、おなじみの二人の侍女が入ってくる。
「おはようございます、殿下、エルシア様」
「あら、もしや……お邪魔でしたかしら?」
「これメイア! いらないことを言わない!」



