「き、北です! 北部国境に、謎の大部隊が集まっているとの報告が! なんでも複数国、五か国以上の連合軍だと! 同時に今、各国の大使にソムエルとジュデットの王を加えた使者たちが、ここへ到着したと」
「は……!? 誰が通行を許した……我が国の者たちは何をしている!?」
これには彼も驚愕したようで、錫杖を地面にガツガツと叩きつけ苛立ちを垣間見せた。しかし考える暇もなく、しばらくすると豪奢な馬車が幾つも乗り入れてくる。
その中からまず現れたのは一人の老人。それと頭部に角を生やした偉丈夫だ。
「いやー、突然の訪問ご無礼仕る。ほっほっほ、この華やかさ、流石王都と言おうか。セーウェルト王国は随分潤っておるようじゃ」
「久しいな、ライソン殿」
「ソムネル王フィーゴ……それにそちは、ジュデット王か! どいつもこいつも勝手に人の国の領土に踏み込み追って、どういうつもりだ!」
先に上げた二人の他にも、いくつかの周辺国家の元首や重鎮が、次々に馬車からその姿を見せ後ろに並ぶ。ベルケンド陛下が太く重たい声で経緯の説明を述べ始めた。
「は……!? 誰が通行を許した……我が国の者たちは何をしている!?」
これには彼も驚愕したようで、錫杖を地面にガツガツと叩きつけ苛立ちを垣間見せた。しかし考える暇もなく、しばらくすると豪奢な馬車が幾つも乗り入れてくる。
その中からまず現れたのは一人の老人。それと頭部に角を生やした偉丈夫だ。
「いやー、突然の訪問ご無礼仕る。ほっほっほ、この華やかさ、流石王都と言おうか。セーウェルト王国は随分潤っておるようじゃ」
「久しいな、ライソン殿」
「ソムネル王フィーゴ……それにそちは、ジュデット王か! どいつもこいつも勝手に人の国の領土に踏み込み追って、どういうつもりだ!」
先に上げた二人の他にも、いくつかの周辺国家の元首や重鎮が、次々に馬車からその姿を見せ後ろに並ぶ。ベルケンド陛下が太く重たい声で経緯の説明を述べ始めた。



