再会を喜び合う私たちの傍にいた殿下が、私にこっそり教えてくれる。
「私たちが間に合ったのは、メイアを通してミーヤが君の命が危ないと教えてくれたおかげなんだ。それがなければとてもこの日までに王都まで辿り着くことは出来なかった」
「そうだったのですね。二人とも……私を助けに来てくれて、友達でいてくれてありがとう」
「当たり前です!」
「私たちは、誰が何と言おうとエルシア様のことが大好きなんですから……!」
彼女たちの温かい気持ちが私の心を満たしてくれる中、進み出たプリュムや他の聖女たちの手により、セーウェルト王の前に分厚い紙束が掲げられる。
「これらは、エルシア様の減刑を望む多くの人々の想いです。これだけでも、彼女の善行がどれほど多くの人々を救ったのかが判断できるかと。陛下、どうか御再考を……このまま処刑を推し進められれば、民の願いを聞き入れぬ冷酷無慈悲な王として、歴史に悪名を残すことにもなりかねません」
「小娘共がっ……」
場の視線が、確かに彼を非難する方向へ傾いたように思えた。
顔を歪ませ小さく舌打ちをしたセーウェルト王は動揺する民衆を前に拳を震わせる。
「私たちが間に合ったのは、メイアを通してミーヤが君の命が危ないと教えてくれたおかげなんだ。それがなければとてもこの日までに王都まで辿り着くことは出来なかった」
「そうだったのですね。二人とも……私を助けに来てくれて、友達でいてくれてありがとう」
「当たり前です!」
「私たちは、誰が何と言おうとエルシア様のことが大好きなんですから……!」
彼女たちの温かい気持ちが私の心を満たしてくれる中、進み出たプリュムや他の聖女たちの手により、セーウェルト王の前に分厚い紙束が掲げられる。
「これらは、エルシア様の減刑を望む多くの人々の想いです。これだけでも、彼女の善行がどれほど多くの人々を救ったのかが判断できるかと。陛下、どうか御再考を……このまま処刑を推し進められれば、民の願いを聞き入れぬ冷酷無慈悲な王として、歴史に悪名を残すことにもなりかねません」
「小娘共がっ……」
場の視線が、確かに彼を非難する方向へ傾いたように思えた。
顔を歪ませ小さく舌打ちをしたセーウェルト王は動揺する民衆を前に拳を震わせる。



