うるさいキンキン声もそこまで。
わたしはプリュムの口に食べかけのマカロンをぶちこんで強制停止させた。
そしてむせて苦しむ彼女の体を突き飛ばし、背中を蹴っ飛ばして部屋の外に追いやる。
「うるっさいのよあんた、バカバカしい! んなこといちいちやってられますかっての。いい? ここでは今わたしが一番偉いの。だから何をしたって許されるのよ。あんたは駒、わたしは指し手。駒は言われたことだけ何も考えないでやってりゃいいのよバァカ。とっとと自分の仕事に戻んなさいな」
「な……なな」 それだけ言って、二の句も告げないプリュムの顔をわたしは見下す。
ああ気分がいい……。
打ちひしがれたその顔を見ていると、わたしはこういうことをするために生まれて来たのだと思って、ぞくぞくしてしまう。
「じゃね。ちなみに明日から、あんただけ治療のノルマ倍だから、よろしく」
「ちょっ――!!」
わたしはプリュムの口に食べかけのマカロンをぶちこんで強制停止させた。
そしてむせて苦しむ彼女の体を突き飛ばし、背中を蹴っ飛ばして部屋の外に追いやる。
「うるっさいのよあんた、バカバカしい! んなこといちいちやってられますかっての。いい? ここでは今わたしが一番偉いの。だから何をしたって許されるのよ。あんたは駒、わたしは指し手。駒は言われたことだけ何も考えないでやってりゃいいのよバァカ。とっとと自分の仕事に戻んなさいな」
「な……なな」 それだけ言って、二の句も告げないプリュムの顔をわたしは見下す。
ああ気分がいい……。
打ちひしがれたその顔を見ていると、わたしはこういうことをするために生まれて来たのだと思って、ぞくぞくしてしまう。
「じゃね。ちなみに明日から、あんただけ治療のノルマ倍だから、よろしく」
「ちょっ――!!」



