先輩の愛に溺れながらずっと

いつものように練習はあっという間に終わり放課後、王高先輩が来るまで1人で練習をしていた。


そして、自分で思い出しながら練習すること5分。


「お疲れ様。頑張ってるね。」


先輩が体育館へ入ってきて炭酸を渡してくれる。


「ありがとうございます。って、普通逆ですよね。
私が気を利かせて飲み物とか渡さないといけないのに、すみません。」


もうほんとに何をしてもダメダメだ。


「別にいいんだよ、これくらい。
よしっ!練習しようか。」


それからは2人きりで練習をした。

先輩の教え方はさすが団長を務めているだけあってすごく分かりやすいし、何より私のモチベーションを上げながら教えてくれる。


改めて先輩の凄さに感激させられた。