パーフェクトな君の弱点。


すると、彼女はわたしの返事を聞くなり「やっぱり、そうかぁ」と瞳の色を少し冷たい温度のない瞳に変えて言った。


あれ……?なんかやばいかも……?

明らかにわたしを見る目が変わった気がする。


「あの……それがどうかしましたか?」

「道端もなんだからちょっとそこで話さない?」


そう言われ、彼女が指さしたのは小さな公園だった。
夕方ということもあり、遊んでいた小学生たちはみんなお家に帰ったのか、公園には誰もいない。