パーフェクトな君の弱点。



その甲斐もあって、着々とアイドルとしての人気を集めていくことが出来た。


それに、俺が表に立つことで、歌やダンス、言葉一つで誰かを笑顔にできる、

誰かに元気をあげられるということにファンのみんなが気づかせてくれて、

いつしか俺も何の興味のなかったアイドルという仕事に誇りを持つようになっていた。


ひたむきに続けていた努力が実って、

ずっと一緒にユニットを組んでいた満と無事にデビューすることができた時は正直嬉しすぎて、

その場で満と抱き合ってめちゃくちゃ泣いたっけ。


でも、そんな嬉しさとは裏腹にデビューすると今まで以上に世間の目に晒されることになり、

褒められることが多いとは言え、前よりもアンチのような批判的な言葉も増えていった。


SNSもできるだけみないようにして、批判的なコメントからは目を背けようとしたけど、どんなに頑張っても目に入ってしまうものだ。