パーフェクトな君の弱点。



「善くん、わたしには全部見せていいよ。わたしの前では完璧でいようとしなくていいよ。
情けないところだってわたしは好きだから……善くんの全部、わたしに受け止めさせてよ」


そう言えば、善くんは大きな目を見開いて驚いたかと思えば、その瞳からぽろり、と透明な雫がこぼれおちた。


「善くんが傷ついた夜はわたしが全部抱きしめて、その何倍も善くんの好きなところとかファンの子たちの愛のある素敵な言葉たちを伝えるから……!」


わたしはどんな善くんだって大好きで、そんな善くんを守りたい。

優しくて頑張り屋さんな君の笑顔を心無い言葉たちから守ってあげたい。


「……はあ、ほんと柚音ちゃんはどこまで俺を惚れさせれば気が済むの」


目元を抑えながら、へらりと笑う。