パーフェクトな君の弱点。



「できたっ!今日もゆのたんは可愛いね!」

「わーん、希織ちゃんも可愛いよ!お揃い嬉しい!」

「記念に写真撮ろっか!」


そう言って、アプリを起動してカシャカシャと写真を撮る。


そういえば、善くんと二人で写真とか撮ったことないなあ。
雑誌ではあるけど、あれは偶然だったし。

でも、相手は今ときめくアイドルだから無理は言っちゃだめだよね。


「ゆのたん、こっち向いて」

「ん?」


不思議に思いながらもコテンと首を傾げながら、言われた通り、希織ちゃんの方に視線を向けるとカシャとシャッター音が鳴った。


え!?なんという不意打ち!?


「可愛く撮れたから送ってあげるねー」


そう言われて送られてきたのは先程撮られたわたしの写真だった。

まあ、不意打ちにしては事故ってもないしよくできた方だけど……。