パーフェクトな君の弱点。



「あ、ごめん。マネージャーからだ。今度話聞くね。今日は引き止めてごめん!また連絡する!」

「う、うん!頑張ってね!」


彼はベンチから立ち上がると、ポケットからスマホを取り出して申し訳なさそうにわたしに別れを告げて、電話に出ると足早に去っていった。


「また言えなかったぁ……」


頭を抱えてベンチで丸くなる。

わたしはいつになったら言えるんだろうか。

カズくんだって忙しいから仕方ないよね。
それにしてもテレビで見るよりかっこよかったなあ。

もちろん、善くんには負けるけど。


あ、そうだ!
今日はSiriusの歌番組の放送日だ!


録画もバッチリしてあるし、ペンライト振りながら観よ。