パーフェクトな君の弱点。



「ぜ、んくん……」


完全に酸欠だ。

あんなキス、初めてだった。

でも……嫌じゃなかった。
もっと、って思っちゃったくらいには。


「あー、もうそんな顔すんな。もっとしたくなる」

「え?」

「でも、今日は我慢するから。代わりに俺が膝枕してやる」


そう言うと、善くんは教壇に座ってまだヘロヘロのわたしを優しく抱き寄せて、わたしの頭を自分の太ももに乗せた。


膝枕ってこんな感じなんだ。

いつもはしてる側だからしてもらう側ってこんな感じだったんだね。


「なんか、いつもと逆だから不思議だね」


ようやく、酸欠から戻ってきた。

でも、なんだか善くんの体温があたたかくて眠たくなってくる。

いつも善くんがお昼寝しちゃう気持ちもわかる。

まあ、わたしは家でもしっかり寝てるから一緒にするなって感じなんだけど。



「膝枕するのも悪くないな」


柔らかい声でそう言いながらそっとわたしの頭を撫でてくれる。