パーフェクトな君の弱点。



わたしってば、善くんに嫌な思いさせてしまってるのにヤキモチを妬いてくれていることが嬉しいと思ってしまうなんて最低だ。


「はい、じゃあ、ごめんなさいのちゅーして」

「え!?」


ごめんなさいのちゅー!?

わたしからするの!?

彼は律儀に目を閉じてわたしからのキスを待っているけど、わたしは善くんの顔をまじまじと観察する。


うわあ、やっぱり善くんって綺麗な顔してるなあ。

まつ毛も長いし、ずっと見ていても飽きないくらい圧倒的美形。

こんな人がわたしの彼氏だなんてもったいないくらいだなあ。


なんて思っていると、ゆっくりと瞼が上がってアーモンドの瞳と目が合う。


あっ、やば。見惚れてた。



「まあ、まだ柚音ちゃんには早かっ……んんっ」


彼が話している最中に自分の唇を押し付けた。


「こ、これで許して!」


パッ、と善くんの顔を見ると、驚いたように目を丸くして、耳まで真っ赤に染め、自分の唇を触っている。


あれ、なんか照れてる……?