パーフェクトな君の弱点。



「なあ、柚音ちゃん」

「は、はい……!?」


昼休みになり、いつものように音楽室にやってきて二人でお弁当を食べて、


お昼寝かなと思って教壇へと移動したのはいいものの、わたしはなぜか善くんに追い詰められていて、後ろにはホワイトボードがある。


「俺になんか言うことない?」


ば、バレてるぅー!!
やっぱり、あの一部始終見られてたー!!

もう終わりです、チーン。


確かにご飯食べてる時から善くんの不機嫌なオーラは感じとってはいた。

でも自分からわざわざ口を滑らすことはしたくなかったから気付かないフリしてたんだけどやっぱりバレてたんかーい!


「あ、あのですね。今朝のあれは……」

「なんで俺以外のやつに抱きしめられてんの?」


ひ、ヒィ……!

目が……目が怒ってるぅー!


いや、完全にわたしが悪いのはわかってるんだけど。