ピピーッ!
笛の音が鳴り響いて、バスケの試合は終わった。
結果は、先生チームの勝利。
嬉しそうに男子とハイタッチをして…。
汗を服で拭うときに、また腹チラ。
そして、女子が騒ぐ。
はぁ……。
うんざり。
こんなことで嫉妬してたら、この先卒業まで持たないかなぁ。
精神、すり減りすぎて。
「こらぁ、百瀬!」
でも…。
先生が、こうして幸せをくれる。
あたしの名前を呼んで、寄り添ってくれる。
だから、毎日幸せだよ。
いくら嫉妬しても…。
「もうちょっと楽しそうにしろよ」
「…むり」
隣に座った先生にドキドキしすぎて、素っ気ない返事しかできなかった…。
誤解しないでね。先生のこと、大好きだからね。
「百瀬はホントに運動苦手なんだなぁ」
うん…。
それもそうだけど、それだけじゃないよ。
先生がモテるのがいやなの…。
簡単におなかなんて見せないで。
あたしが独占したいよ。できれば…。



