【完】遊佐先生の甘い熱






「……で、なに。どうした」





教官室。
ふたりきり。
机の上には…飛鳥さんとのツーショット。




もう…それ、しまってよ。
せっかくふたりきりになれても、余計心がモヤモヤする。





「座って」


「……」


「…座りなさい、百瀬」





先生モード。
強い口調で言われたら、言うこと聞くしかなくて…。
先生の向かいに座った。





「可愛い顔が台無しだぞ」





…そんな言葉に惑わされない。
だって、先生、あたしだけじゃないもん。




他の子にも……飛鳥さんにだって、そういう言葉かけてきたんだ。




そう思ったらまた涙がこぼれてきて…。





「わっ、なんでだよ!? 俺のせい? なんで?」




困惑してる先生。
めんどくさい生徒でごめん…。




先生のせいだけど、先生のせいじゃない。
あたしの心が弱いせいだよ…。