おとなしい彼氏がオオカミに変わる瞬間

怒ってることには間違いない!
いつもはおとなしい遼くんが怒ってるんだもん。
よっぽどのことがあったんだ。

でも、私何かしたかな?


「………?」


考えていると遼くんはため息をついて言った。




「今日、同じクラスの男子に呼び出されたんですよね?
そしてうっかり抱きつかれてしまった…と。」