帷くんは秘め事が大好きらしい


「まどか先輩は、ソファに座ってて」


「あっ、うん。ちょっと……休憩させて欲しい……」


「思う存分くつろいでいてね。俺がホットケーキを作ってくるから~」


「えっ? 帷くん一人で? それなら私も……」


「いいから、いいから。俺に任せて」


「でも……」


「従ってくれないと、俺、今すぐ宿題を始めちゃうよ」


アハハ~。

必死で、よくわからないこと口走ってる……俺。



「そうだよね? 宿題やりたいよね? 帷くんは仕事と学校で忙しいだろうし。私、そろそろ帰るよ」


えっ? 予想外。 

そうきちゃったかぁ。


帰したくない。

もっと一緒にいたい。


この時間が消えてなくなったら、次はいつ、まどか先輩を独占できるかわからないのに……