「最高に可愛いチアダンスの衣装、私と一緒に考えてください!」 「その言葉が聞きたかったんだぁ~。OK、もちろんだよ。まどか先輩の頼みだし~。その代わり、みんなには内緒ね」 「ん? 内緒?」 「俺たちの関係。誰かがいる前では、見知らぬ先輩後輩を貫いて」 「いい……けど……」 なんで? 「秘密を絡めあった関係って、ゾクゾクするでしょ? 俺、秘め事って大好きなんだ」 ひゃっ! ハチミツとろとろな、極甘スマイルを飛ばされちゃった。 金色のゆるふわ髪を揺らす、帷くんに。