もちろん、俺のところにも届いた。
『遊び人モデル!』
『女性芸能人を、たぶらかしやがって!』
『死ね!』
などなど。
案外平気だったのは、心が壊れていく彼女たちが可哀想すぎて、俺の心の傷なんて大したことはないと悟ったから。
そんな俺が、一般人と恋をしていいはずがない。
まどか先輩は、普通の女子高生だ。
俺なんかと付き合ったら最後、ネットに顔写真が貼り付けられるだろう。
名前、住所、高校名、その他もろもろ。
個人情報がネットを駆け回り、アンチメッセージはとんでもない量が届くに違いない。
好きだから、大好きだから。
まどか先輩には、アンチの標的になって欲しくない。
俺の大好きなカラッとした笑顔で、毎日ハッピーに過ごして欲しい。
願っている。
心から、彼女の幸せを願っているはずなのに……



