そこは俺の定位置なのに……
醜い嫉妬が、ブワっと沸き上がってしまったけれど
「モモちゃんにも言えなかったけどね……私ね……本当はずっと辛くてね……」
わんわん泣きじゃくるまどか先輩を見ていたら、なんだか微笑ましくて。
――今は親友に、慰めてもらう時間かな。
まどか先輩のことは、モモさんにお任せすることに。
しばらくの間、まどか先輩と距離を取り見守っていると、今度は由乃さんが駆けてきた。
モモさんに頭をよしよしされている、まどか先輩の前に立っている。
ひぃあ?
由乃さん、何を言うつもり?
もしや……
まどか先輩を自分だけのものにしようと、今も企んでいるのでは?



