帷くんは秘め事が大好きらしい


「フフフ。矢が刺さりまくって、モモちゃんが倒れちゃうかもね」


「私が倒れる時は、まどかも道づれじゃーい。アハハ~」


「アハハ~。モモちゃん、首苦しいよ。腕で私の首をホールドするのはやめてってば。アハハ~」


「まどかも楽しんでるじゃん。私に抱き着かれて嬉しいくせに、じゃ、そろそろ行くわ」


「私も多目的室に行かなきゃ。チアの衣装、教室に戻ったらモモちゃんに渡すね」


「サンキュー」



とびきりの笑顔のまま、モモちゃんに手を振る私。

モモちゃんが2年の教室に入るのを見とどけて、階段を再び登り始める。


今朝も、モモちゃんワールドさく裂だったな。

たくさん笑わせてもらっちゃった。

この弾んだ気持ちのまま、今日一日過ごせるといいな。


そう願っていたけれど。