「モモちゃんありがとう。闘志がみなぎってきた。チアの服、絶対可愛いものを用意してみせるって。ダンスのフリも早く決めないと」
「あんた私の忠告聞いてた? 回転数下げて、スピードダウンしてよね……て。あつ!」
モモちゃんどうした?
呆れた顔で、廊下の先を指さしなんかして。
「元副会長様も人気だけど、あっちもあっちで生徒に大人気だね~ 彼を囲む女子の輪、デカすぎでしょ?」
「総長ファンの子たちのこと?」
「違う。今をトキめく売れっ子モデルくん。うちらより2こ下で高1の。名前なんだっけ……えっと……」
「とばり……くん……?」



