帷くんは秘め事が大好きらしい


「相変わらず、後輩女子の憧れの的やってるね~」


「ひゃっ!」


背後からいきなり、両肩ポン。

誰かに手を乗せられ、驚いて教科書を落としそうになっちゃった。


「アハハ~、びっくりさるつもりは、なかったんだけどなぁ~」


私をいじるように、イヒヒと笑っているのは……


「モモちゃんかぁ。いきなり背後から現れるの、やめてくれない? 肩ポンされて、誰?ってビビった」


耳に吐息がふわっとかかって、ヒャッとなったし。


「アハハ~、笑った、笑った。お腹痛いよ。だって、まどかの驚き声可愛いかったんだもん。ひゃ!だって。上半身飛び跳ねてたよ~ 教科書が宙に浮いて、キャッチしようとまどかの手がアタフタバタバタしてたし、ウケる~」


「モモちゃんが脅かしたからでしょ?」


「まー、そんなことは置いといて。ねぇ、まどか」


「ん?」